こんにちは。作戦会議で人事をしております、やぶです。
突然ですが、みなさん、最近就職活動ってしましたか?今絶賛就職活動をしている方もいれば、
これから就職活動を控えている学生さんも多いかと思います。
就活って、めちゃくちゃ悩みますよね。笑
今回は私が作戦会議のグループ会社(株式会社アシタクリエイト)の人事として参加させていただいた、
体育会系学生向けの合同説明会で感じたこと、学生さんに伝えたことを記事にしたいと思います。
もし作戦会議に入社したいと思い面接を希望してくれる方がいれば、ぜひ面接の前にこの記事を読んで頂ければ、
この会社が新卒、中途ともに”採用”をどのように捉えているのかイメージしてもらえるかと思います!
体育会系学生向けイベント、「ツギナニスル」に参加してみた
今回参加したのは、「部活のツギに何する?」をテーマに、株式会社イコールワンが主催している体育会系学生向けの合同説明会です。
https://tsuginanisuru.com
概要としては北海道、青森県、岩手県の4箇所の会場に集まった運動部に所属している学生に
「就職活動とは?」というテーマで、参加企業が就職に関する説明会を行うイベントです。
一日あたり100名以上の学生さんが来場されており、地方のイベントの中ではかなり大きなイベントでした。
ちなみに、弊社は新卒採用というものはしたことがないです(笑)
なので、「新卒採用をしている会社はこう考えている」という模範でもなんでもないので、
その点はあくまで一企業の意見としてご理解頂ければと思います。
それにしても、本当に採用に対しての考え方や、採用基準って会社によって全然違うんだな〜と思いましたね。
学生に伝えたいこと、それは「今のうちに遊べ!」
イベントの中で特に多かった質問が「企業にとって魅力的な人材ってどんな人ですか?」という質問でした。
例えばうちの会社であれば「今まで何かに打ち込んでいた人」もしくは「とんでもなく遊んでいた人」です。笑
一般的に、企業としては、
「活躍してくれる人材が欲しい」
「組織の若返りをさせたい」
「企業文化を継承したい」
など、採用を行う企業によって理由は様々ですが、多くは人手不足か組織の存続、拡大のために新卒採用を行っていきます。
そんな中で、一緒に働いてくれるなら魅力的な人と働きたいって思う企業がほとんどだと思います。
魅力的な人と言っても、特に定義とかはないんですけど、僕たちの会社を例に出すと、
仕事中、仲の良い友だちのように気持ちよくコミュニケーションをとれる人が理想です。笑
僕も今の会社ではじめて人事業務をさせて頂いてますが、面接では応募者のそんな一面を見たくてプライベートな質問ばかりしてます。
採用の基準は企業によって異なれど、魅力的な人は総じて何かに全力で打ち込んでいる、もしくは沢山遊んでいて、
自分に自信を持っている人が多いです。
そもそも、今回のイベントに参加してくれた学生達は、プロになるために全国各地から集まった学生達がほとんどで、
就職活動にピンときていない学生も沢山いました。
今はピンと来なくて大丈夫です、むしろ今先のことを考えて悩むくらいなら部活に打ち込んで欲しいです!
部活を「やりきった!」と言い切れるまでやって、就職をしたいと思ったとき、周囲からは魅力的に見えているはずです。
良い企業を見分ける方法とは?
続いて学生さんから多かった質問が、
「企業側は良いことしか言いませんが、本当に良い企業を見分ける方法はありますか?」
「良い企業はどこですか?」
というものでした。
僕の回答としては、
「逆にあなたにとって良い企業ってなんですか?」
でした。。
そもそも、良い企業という定義は個々人によって異なるというのが大前提です。しいて言うなら、
”その人に合う、合わないに関わらず無責任なことを言って入社させようとする会社”はよくない企業だと僕は考えています。
企業の良し悪しを判断する基準として、就職活動をする本人が、自分が何を軸にしているのかというのを理解している必要があります。
・将来どんな暮らし、生き方をしたいのか
・自分がどんなときに楽しいと感じられるのか
・何が何でもお金を稼ぎたいのか
あげるとキリがありませんが、結局のところ自己理解が低ければ、せっかく入社しても「自分には合わない」
「ブラック企業だ」と言いながら企業とのミスマッチを理由に退職していきます。
新卒というブランドは人生で一度きりなので、そういったことを防ぐためにも
これから就活を考えている人には、しっかりと一人ひとりに本気で向き合ってくれる会社を選んで欲しいです。
参加してみての感想
今回のイベントは久しぶりに大勢の学生さんと話をする機会でしたが、色々と学びが多かったです。
僕たちが就職活動をしていたときより、さらに「ブラック企業」という言葉のイメージだけが先行していて、
企業を選定する判断基準が変わってきているという印象でした。
僕が新卒として入社した企業は、人材業界で大手になりつつあるベンチャー企業でしたが、働き方だけで言えば
それはもう筆舌に尽くし難いほどのブラックでした。笑
でも、入社前から厳しい環境だというのは何度も聞いていましたし、何より面接の際に自分に足りない部分を
指摘してくれた企業で、この企業が一番得るものが多いと確信を持って入社したので全く後悔はなかったんですよ。
今思えば、新卒のときに出来ることなんて本当に少ないので、先輩方と同様に働くためには誰よりも頑張るが当たり前だなって。笑
僕も人事になるまで分かりませんでしたが、企業が新卒採用をするって本当に怖いんです。
決して安くないお金を出してリクナビやマイナビに広告を掲載して、入社してもらう体制を整えて、面接をして……などなど。
皆さんが思っている以上に企業は時間もお金もかけて新卒採用に臨んでいます。
でもそれは企業の成長にとっても大事なことで、人事も課された目標にコミットするべく必死に採用活動に取り組んでいます。
だからこそ、面接にちゃんと来てくれただけで飛び跳ねるほど嬉しいですし、入社したいと言われた時なんて泣いて喜びます。笑
インターネット上で就職活動に調べると、「面接ではこんなことを話したほうが良い」なんて情報は沢山あるかと思いますが、
自分自身の言葉で、今まで経験して感じてきたことを聞きたいですね。
もし作戦会議の面接を受けて頂く際は、カフェでお茶でもしながら会議しましょう!笑