お仕事お疲れさまです!
作戦会議の総務部 ゴミ捨て担当のゾノです。
ところでみなさん
「ウチ、メディア運営してるよ」
こんなセリフ一度は言ってみたいですよね。
ネットリテラシーが高まってきた現代、自社メディアを運営しているってしっかりとした非常に良い印象を受けます。
私も職業病なのか女性とお話するときも相手の職種を聞くより先にメディア運用実績を聞いてしまうこともしばしばです。
さて、そんないわゆる「オウンドメディア」と呼ばれるものですが、それでは具体的にどんなものなのか、メディアに関わっている人もそうでない人も知っておいて損はないかと思います。
今回はそんなオウンドメディアについて、基礎から最低限抑えておきたいポイントまでを解説していきます。
そもそもオウンドメディアとは
オウンドメディア(Owned Media)とはその名の通り Owned(保有された)メディアなので自社で保有・運営しているメディアのことを指します。
昨今ではもっぱらWEB上のメディアを意味していて、社内情報を発信する会社ブログや、自社製品に関連する業界についての情報メディアを表現することが多いです。
ネットやスマホが普及したことでユーザーが簡単に知りたいことや欲しいものにアクセスできるようになり、単純に広告を打つだけでは十分でなくなってきました。
そんな中で、メディアを介してユーザーが求める情報や役に立つ情報を提供することで効果的に集客する手法が注目され、その代表的媒体が「オウンドメディア」なのです。
誰が為にあるオウンドメディア
メディア形態によっても変わりますが、オウンドメディアを運営する目的は主に3つあります。
認知獲得 – 自社やサービス内容、製品を知ってもらう
まず基本的な部分としては会社や製品、サービスについて知ってもらうことです。
どんなきっかけでもサイトを見に来た人がいれば、自社について知ってもらわなければ勿体ないでしょう。
自社でどんな活動をしているのか、どんな強みがあるのか、特徴的な点を積極的に出していって企業の存在を認知してもらいます。
顧客化- 業界・製品理解を高め、好きになってもらう
会社情報や製品の情報を伝えただけでは基本的に「ふ~ん」で終わります。
オウンドメディア内の記事制作で意識したいのはどれだけ魅力的なコンテンツで興味付けができるかどうかです。
生活に役立つコンテンツやインパクトのあるコンテンツで「おっ!」と興味を引きます。
気になってもらえればこっちのもの。メディア内のコンテンツを読み進んでもらい、その分野や製品に興味がある人、つまりは「潜在顧客」になってもらいます。
顧客獲得 – 定着層の問い合わせ流入を狙う
読者の中に興味が芽生えてくると、もちろん自分でサービスを利用したり商品を購入したくなってきます。
定期的にメディアに足を運んでくれているユーザーはオウンドメディア、ないしは企業を気に入ってくれている事実の現れです。
利用するならココがいい!と運営元である企業を選んでくれる可能性は当然高くなります。
メディアとして良質な記事を載せているだけでも企業のリソースや信頼性が垣間見れて安心感が生まれ、問い合わせに繋がることもあるでしょう。
この顧客獲得部分がオウンドメディアを運営する一番の目的とも言えます。
オウンドメディアの運営では上記のどの目的、どの読者を対象としているのかを意識しながらコンテンツを更新していくことでより効果が期待できます。
オウンドメディアを運営していく上で大事なこと
オウンドメディアの運営には非常に多くの要素が関係してきますが、その中でも抑えておくべきポイントを
弊社、作戦会議が運営する犬猫などのペットに関する情報を発信している「Quuun」を例にとって見ていきます。
【Quuun】https://quuun.style/
読者ペルソナ、コンテンツのテーマを決めておく
そのオウンドメディアがどのような層、どのような読者を対象としているのか、またその人達が求めているコンテンツはどのようなものかを最初に洗い出しておく必要があります。
多くの人に見てもらうために軸を決めずに雑多に記事を扱ってしまうと
「このメディアではきっとこんなコンテンツが読める」
と期待して定期的に来てくれる顧客層を逃しかねません。
結局はお客のニーズを満たしていないと読んではもらえませんので、自社の商品やサービスへの流入につながるのはどういった読者・コンテンツなのかをはっきりさせておきましょう。
メディアに訪れる読者には自分の欲しい物がはっきりしている「潜在顧客」と課題は抱えているものの商品を欲しいとは思っていない「顕在顧客」がいます。
どちらの読者にも働きかけられたら最高ですが、記事単位ではそれぞれ絞ってコンテンツを用意した方が読みやすいので
「潜在顧客はどういった層か」「顕在顧客はどんな人達か」まで分けて考えた方がベターです。
長期スパンで「続く」計画を考える
オウンドメディアで一番の課題とも言われるのが「続ける」という部分です。
WEB系の業界にいると、今まで何度も出てきては頓挫していくオウンドメディアを見てきました。
オウンドメディアを運営すればすぐに効果が出ると思っている人や、とりあえず始めてみたというパターンでは基本的に長く継続しません。
オウンドメディアはコンテンツを蓄積させていくことで少しずつ検索順位が上がったり、定期的に訪れるファンが形成されたりと進んでいきます。
一発の話題性を求めるならタイの王室保養地で裸踊りをすればいいかもしれませんが、それが厳しい場合には地道に最低でも1年スパンで記事リソースや運営体制、資金繰りを考えておくべきでしょう。
顧客をサイト内で「育てる」設計づくり
サイトを訪れ、記事を読み、気に入ってまた訪れる。段々とサイトを見るのが習慣付いてきて、気づいたらファンになっていた。
という流れがオウンドメディアで最も目指すべき「顧客の育て方」です。
例えば、
「千葉県のおすすめのドッグランについて知りたい」
「犬のしつけってどうやってやるの?」
といった疑問や課題に関してを検索した読者へ答えを用意しておくことで検索ニーズを満たします。
この時点で読者はこんなサイトがあるんだとメディアを認知します。
「Quuunおすすめのドッグキャリー紹介!」
「ペット用ベッドで人間も寝れるのか?」
といったメディア特有の記事やお役立ち情報、興味を引くコンテンツ、で読者の再訪と定着を狙います。
このフェーズで初めてメディアが読者にとって特別なサイトになり、潜在的なお客へと育つのです。
そして新着コンテンツ情報が届くメールマガジンやペットに関するお悩み相談コーナーといった読者参加型のコンテンツによって会員登録を促し、オウンドメディア内の帰属に入ってもらうことで、継続して製品やサービスを利用してくれる優良顧客へと育っていきます。
オウンドメディアの運営は、こうして顧客のターゲットをはっきりさせた上で、自社製品の使用者へと育っていく構図を作り、地道に運営していくことで初めて大きい効果の望める企業の大きな武器へとなっていきます!
ネット全盛期の企業に欠かせない存在のオウンドメディア!
いかがでしたでしょうか。
オウンドメディアとは何を目的としているのか、運営に当たって意識したいことを大事な部分だけかいつまんでまとめてみました。
オウンドメディアを運営していく上での最終的な目的はやはり顧客獲得です。
メディアの性質上、獲得までにある程度の時間がかかってしまいますが、企業の安心感や知名度、定着してくれるファン層を作るに当たって非常に有効な手段でもあります。
今まで未だ自社でメディアを持ったことがないという方々は是非一度検討してみてはいかがでしょうか!
…
なんで自分で運営しないといけねーんだ、めんどくせえ!
って思った方いますよね?
確かに
- ペルソナ企画して
- 運営計画作って
- サイトデザイン・構築して
- 記事作って
- 広告に出して
- メルマガ打って etc.
って結構工数かかるんですやはり、、、
これがオウンドメディアが続かないと言われる原因にもなっているんです。
弊社作戦会議では、こうしたオウンドメディアの制作・運営についてもトータルコンサルティング業務を承っています。
「企画だけしたいけど記事は任せたい!」
「サイトはあるけどどう改善していいかわからない!」
など自社サイト・メディアについて何かお困りのことがあったらお気軽に相談してください!
作戦会議ならWEBのことなら「ほとんどすべて」やれます!
メディアバカと呼ばれる私があなたの代わりに面倒なことをやっちゃいますので是非一度相談だけでも問い合わせてみてください。(記事を読んで担当希望の方は「ゾノ希望」と書いておいてください)